NPO法人 県央地域に舞台芸術を育む会

感動のひとときを皆様にオーケストラが奏でる音楽にのせて夢の舞台がくりひろげられます

NPO法人 県央に舞台芸術を育む会の趣旨

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2012(平成24年)3月「バレエ公演がこの地域の冬の風物詩となるような…そんな文化を育みたい」という趣旨で任意団体「県央地域に舞台芸術を育む会」が発足しました。

同年12月に第1回公演として上演した『くるみ割り人形』は、オーケストラ付きの本格的な舞台として来場者の皆さんから大きな賞賛をいただきました。

その後、年1回の公演を継続し、2015(平成27年)には「芸術文化振興基金助成事業」の認定を受け、全国レベルでも注目される活動となりました。2016(平成28年)にはクオリティの高い舞台芸術や音楽会の開催に加え、県央地域の青少年が身近に音楽芸術を体験できるような活動の実施を目指してNPO法人化。その後も毎年の公演を続けております。

次回は第9回公演となり、その準備が始まっています。

公演を支えているのは「ものづくりの町」の企業

当会の公演は、国内外で活躍するバレエダンサーを招き、地元でバレエを教えている先生とそこで学ぶ子ども達が出演する舞台です。また、その趣旨に賛同したプロアマの演奏者が加わり、オーケストラの生演奏による本格的なバレエ公演を行っています。

こういう公演の場合「バレエ」と「オーケストラ」二重の経費がかかることになります。
しかし少しでもチケット代を安くし、多くの人達に観てもらいたいと「ものづくりの町」の企業より「協賛金」という形で協力を得て公演が成立しています。公演プログラムの半分以上が協賛広告というのもこの地域ならではのものだと思います。

毎年10月に開催される「燕三条 工場の祭典」でご存じの方も多いと思いますが、県央地域には数多くの小さなものづくりの工場が集まっています。「本物を知らねば、一流のものをらねば、本当のよいものは見えてこない、よいものを作りだすことはできない」  つまり「本物を知らなければ、ものづくりはできない」ということ。この地域の人達には本物を愛する、美しいものを愛する「気質」のようなものがあるのです。ものづくりで大切なのは機能性とそこに加わるデザイン性です。総合芸術を育む活動に対して、たくさんの県央地域の企業が支援していただける理由だと思います。
県央地域から「素晴らしい製品」「美しい製品」がつくり続けられるように、踊りと音楽が一体となった“究極の美”といわれる「バレエ公演」を今後も継続できればと思います。

この会を支えているのは「ものづくりの町」のおやじ達

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県央地域に身体を使った究極の芸術であるバレエと音楽を根付かせ「文化を育みたい」という人達がここにいます。ものづくりに関わるおやじ達を中心に集まった有志達。最近のドラマ風に言えば…「下町バレエ」? 芸術をこよなく愛し、本物を知るメンバー達は、それぞれに仕事を持ちながら手弁当(完全ボランティア!)で会の活動を支えていす。

こんな活動は日本中探してもめずらしい!

2018年、2019年の公演は海外でも活躍され新国立劇場バレエ指揮者でもある冨田実里さんに指揮をお願いすることができました。来場者からは「素晴らしい演奏とレベルの高いバレエを観ることができた」との声が多く寄せられました。冨田さんからは当会の活動について「バレエ公演では、出演者にチケット販売のノルマがあるのが一般的ですが、この会の公演はそのようなノルマが一切ない。これは大変素晴らしいことです!」とのお言葉をいただきました。

地域の多くの「ものづくりの企業」がバックアップしてくれているからこそ、バレエダンサーも気持ち良く踊ることができ、県央の地に素晴らしいバレエの舞台を上演することができるのです。バレエ、そして音楽、とにかく本物の芸術に接して欲しいという「ものづくりの町の心意気です。

 
 


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